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今回、当店オリジナルでデザインしている、
サンプラチナ製フレームの新型が入荷しました。
サンプラチナという金属は1930年代に日本で開発された金属です。
身体への影響が少ない金属として、
眼鏡や歯医者さんの銀歯などに使用されていました。
現在はチタンで眼鏡を作る事が多いですが、
チタンと比べて柔らかさを感じ、輝きも少し温かみを感じます。
福井県鯖江市の熟練の職人さんにお願いして
手作業で作成いただいています。
今回はオクタゴンをデザインしました。
八角形という事で漢数字の「八」に擬え、
フロント下部の線を長く取り、正面から見た時に末広がりのシルエットに
なるようにデザインしています。
レンズ上下幅を調整して、奇抜にならないよう気を付けました。
こちらはスクエアを基本としていますが、
微妙に丸みをつけて、遠目ではラウンドにも見えるようなシルエットに
デザインしました。
シンプルに金属の表情だけでも良いのですが、
上の写真のようにセル巻きにしても雰囲気が出るかと思います。
どちらのフレームも共通して言える事が
決して気取っていないデザインだという事です。
カッコイイやカワイイに越した事は無いかと思いますが、
個人的には少し抜けている感じが愛着を持って永く接する事が
出来るかなと思っています。
もう一つ、今までに現場でたくさんのお客様を接客させていただき
その中でお客様の声や自身がもう少しこうだったらな、など
たくさんの気付きを反映出来ればと考えています。
今回も前回の型もそこを強く意識して作りました。
他にはないフレームかと思いますので、
是非店頭でご覧くださいませ。